とりあえずですが、RALEIGH Carlton-F(CRF)にシマノ 105 5800コンポーネントの取り付け完了しました。






RALEIGH Carlton-F(CRF) 2011 + シマノ 105 5800

とりあえず、初めてのロードバイク(自転車を真面目に組み立てたのは初めてですが)の組み立をひとまず完了しました。

RALEIGH Carlton-F(CRF)、ひとまず組みました



RALEIGH Carlton-F(CRF)+シマノ(SHIMANO)105 5800コンポ
倉庫は雑然としているので、目隠しして

ロードバイク先輩諸氏ブログを拝見すると、舵やボトムブラケット面を平らにする面だしやリア平行、リアディレイラー平行などの処理を行う必要があるようなのですが、いずれの工具も高いものばかりでしたので今回はパスしました。(そのうち買いましょう)

アライメント調整に必要な工具類



とは言っても、BBタップツールは10万円以上します


BBフェーシングセットは、6万円くらいするし・・・・


フォークアライメントツールは、1.5万円くらいで買えそう


ディレーラー直付ゲージ、9000円くらい


ヘッドチューブフェーシングツール:2.5万円くらい

フレームを削る・曲げる・タップ切り等の工具はどれも、高いですね・・・こ

シマノ 105 5800コンポーネントを組み付けるのにつかった工具は、ホローテック関係の工具と六角レンチセット、ペダルレンチ、プラスドライバーくらいで組み立てることができました。

ディーラーズ・マニュアルなどに記載されている指定トルクの表記がニュートン表記になってからいまいちピンとこないのですが、必要そうなところだけトルクレンチ借りました。


RALEIGH Carlton-F(CRF)


新車の組み立てを人にやってもらうのはもったいない!


プロショップで購入すると、フレームのわずかな歪みも矯正して数100ミクロンの精度で組み立てしてもらえるのでしょうが、自分で組み立てつつ合わせていくのも楽しみ方の一つの方法だと思います。

実際に組み立ててつくづく思ったのは、プロショップでも購入した自転車を自分で組み立てさせてくれればいいのにと思いましたよ! 

こんな楽しい事を人にお任せしちゃいかんでしょう、もったいない。

プラモデル?、というよりラジコンを組み立てた時と似たような感じでしょうか。 まずフレームを用意して好みのパーツを組み付けていき実際に走行してまた修正するという流れは同じ感覚ですね。

しかし、久しぶりに楽しすぎて途中の写真はほとんど撮影してません。 というより、グリス使っているので、指にグリスついていて・・・(都度手を洗うのは面倒くさい)。

このRALEIGH Carlton-F(CRF)の場合フレームは2011年モデルの中古です。 傷は少なかったです、コンポーネントは新品を使っていますので比較的新車に近いとおもいます。 テクノロジーの観点ではフレームの構造的なアップグレードはあるとおもいますが、初心者の選択としては悪くないでしょう。(初心者なので細かいテクノロジーの違いの多くはわからないし) 

レース指向なロードバイクは、カーボンフレームにDura ACEの電動変速に油圧ディスクという構成がテクノロジーのトレンドのようですがファンライド程度で利用するにはオーバースペックかな。 車でもちょっと良いグレード車にはセミオートマっぽいのパドルシフトがつく時代ですので、ロードバイク向けのパーツも電装系の仕様が各社で統一規格になれば電動変速もじきに一般化するでしょうし、油圧ディスクブレーキも一般的になるとおもいます。 

いずれにしても、、コンシュマー向けに手頃なプライスレンジになれば使えばいいとおもってます。 

20年前のパナソニック MTBのBB交換の際は、モノ自体が相当古いためレストアに近い作業でグリスが固まっているしサビはすごいしでBB一つ交換するのに1週間以上のかかりましたし、ハブを分メインテナンスしたときはサビ取りに時間がかかりました。(これはこれで面白いのですが)

ところで、組み立てはディーラーズ・マニュアルとかネット情報などをみながら一つづつ組み付けていく(加工は必要ないので、ねじ止めするとかだけですけど)のはすっごく面白かったです。

例えば、STIレーバの位置合わせやアウター調整をああでもない、こーでもないとやってる時間は楽しい、 STIレバーなどの構造も面白かったし、(工具があれば)組み立ての時間も丸一日あればゆっくりできると思います。 

調整するのはワイヤーアウターの長さ調整が基準長などの情報があれば、ありがたいかなとおもいましたね、現物あわせで長さ調整って・・・というのはプラモデルもであまりやらない作業かも。


シマノ ディーラーズ・マニュアル(ここからPDFをダウンロードできます)

シマノ 105 5800取り付けの際につかったグリス


RALEIGH Carlton-F(CRF)の場合、工具とグリス類を用意するのに少し時間がかかりましたかね。

使ったグリス類は次の2種類:

シマノ プレミアムグリス(デュラエースグリスと同じもの)


SIS SP-41 シフトケーブル用



ところで、街の自転車屋さんには自転車整備士なる人がいるようなのですが・・・


ちなみに、自転車安全整備店の自転車整備士が整備するとTSマークつくらしいのです。(今までTSシールが付いた自転車なんて見た記憶も説明を受けた記憶もないけど・・・) ということは、乗りっぱなしの自転車は整備士に組んでもらったほうがいいと思います。

ママチャリとかシティサイクルならば乗りっぱなしにするので整備士にお任せする。

ロードバイクの場合、実用性より趣味性の方が強いでしょうか。 趣味の域なら組み立てからやったほうが楽しいに決まってます! 

ただし、自己責任です!!!

また、新車を購入してもすぐに新・別パーツを試したくなる人もいると思いますので(私がそういう性格なので)、ちょいちょいバラしては組むので、一通りやったことがあるとなにかと都合がいいのではないかな。


自分で組みつけるメリットというと


最初に自分で組み付けしておくと、パーツをどれくらいのトルク(人間の感覚的にです)で取り付けた・・・記憶には残りやすいので、自分でメインテナンスする際も役に立つと思います。 RALEIGH Carlton-F(CRF)には、シマノ 105 5800シリーズを取り付けましたので、構造と調整を理解する上でも自分で組み付けて良かったと思いました。

自転車特有なポイントとしては前後ディレイラーの取り付けと調整が特筆する点ででしょう、シフト構造(シフト方法も)はオートバイとは違います。 ディレイラーの取り付け時の設定と調整で最も参考になったのは、サイクルメンテナンスのDVD(ロードバイク完全組み立て 2.0)でした。 

取り付け時のディレイラーの振れ幅合わせ、シフトワイヤー取り付け後の変速調整はネット情報ではあまり見かけないので勉強になりました。 (まあ、プロショップで購入すると、ファンライド向けの自転車でもロスレス調整してもらえると信じています)

なにより全体の状態を把握できるのは良い。


どのみち、サイクルイベントなどに参加するような場合には自分でパンク修理(チューブ交換とか)しますしね、遠征ですと簡単な調整は自分で出来た方が楽しみも増えるでしょう。 メカニックさんが後方からついてくれるような場合もあるようですので、手に負えなくなった場合にはお任せするとというスタイルが体験というより参加感が高いとおもいます。 

故障・修理などのトラブル・シューティングも全て含めてイベント参加かなぁとおもってます。 レースは1位をめざすのでトラブルは御免でしょうが、サイクリング的なイベントですとトラブルがあったほうが面白かったりしますよねぇ。(周りの参加者も含めて)

サイクルショップとのおつきあいは


サイクルショップって自転車の販売店のようで、昔の自転車屋とはちがって他店で購入した自転車は修理とかメンテナンスをあまりしてくれないようですね。 子供の頃の自転車屋のオヤジはちょいちょいって直してくれたのだけど、あのスタイルがビジネス的にはダメだったんですかね。 パンク修理は有料でしたけど、ちょい直しは無料でしたからねぇ、技術料という価値観があまりなかったのだから仕方ないのかもしれませんけど。。。


東京都内には、持ち込みOKのチューニング・ショップもあるようなので使ってみたい気もしますが・・・他県には見当たらないね。

105コンポーネントを取り付けたその後は?


(RALEIGH CRF)すこし実走して様子を見てみましょうか、バイク(モーターサイクル/オートバイ)でも自動車でも◯◯◯km点検がありますから、緩みとかガタが出ると思います。 まずは、チョイ乗りで100〜200km走ったら各部をチェックしてみて、すこし長い距離を走ってみましょう。