
北海ブレント原油価格が今年の高値をつけたそうですが、このところの原油価格は上昇基調になっています。
シンガポール・ジェット・ケロシン価格も連動して上昇基調となって、燃油サーチャージもこれから上がりそうです。

原油トレンドは上昇と見てもいいかな
先週は、北海ブレントオイルの価格が今年の高値をつけたとニュースが流れていましたね。
CMEのチャートで、直近の1ヶ月(4月)のWTI(ウェスト・テキサス・インターミディエイト)の価格推移を見てみますと、3月の中旬に一旦落ちましたがその後は価格上昇を続けています。
原油在庫の過剰感が緩和されたとの事のようですが、シェールオイルの採掘が採算的に厳しいということになるのでしょうか。
原油価格の下落は、OPEC主導の価格調整をシェールオイルが市場主導へ置き換える動きとして見ていましたがこのところの原油価格上昇基調はシェールオイルは原油価格の主導権を取れなかったと見てよいのかな。
それとも、一息いれて引き続き原油価格の主導権争いは続くのでしょうか・・・
ところで、今年のゴールデンウィークは連休が長かったこともあって海外旅行へ出かける人も多かったようですね。
燃油サーチャージも上昇しそう
今日から平常に戻りましたが・・・次は、「夏休み」と「秋の連休」に向けて燃油サーチャージが気になりませんか。
航空燃料は原油価格と連動しますから、WTI価格が上昇基調にあるとシンガポール・ジェット・ケロシン価格も上昇基調となりますがここ1〜2ヶ月間の推移をチェックすると。

シンガポール・ジェット・ケロシン価格も原油同様に上昇基調となっています。
燃油サーチャージは、ANAでは2ヶ月の航空燃料の取引平均価格とその時の為替レートから決まるそうですので4月〜5月は80ドル近くになる可能性もありそうです。
「夏休み」「秋の連休」のエア・チケットの価格は、また少し上がりそう。
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