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2015年5月23日

アンコール遺跡の子供達は今も売り子をしているのか?


アンコール遺跡を巡っていると、物売りの子供達に出会う。

「ワンダラー、ワンダラー」と言いながら集まってくる、遺跡の入り口でたくさんの子供達に取り囲まれたのは10年前






カンボジアの経済状況は良くなっていると思うのだが



テレビのニュースなどで、カンボジアなどの東南アジア諸国の所得が向上しているというニュースをちらほら見かけるようになってきて数年経ったような気がする。

私がアンコール遺跡を訪れたのは、2004年のゴールでウィークの頃。 そのアンコール遺跡を巡っている時に、バンテアイ・サムレでたくさんの子供達に囲まれた。 

遺跡巡りはガイド付きでゲストは私1人だけ、回るワゴン車には私1人だけであったため子供ら全員が私の周りを取り囲んだ。 

10数人くらいいただろうか・・・「全員から買うことは難しいなぁ」と思っていたところに、続けてやってきたワゴンから、数名が降りてきたところで彼らの大半はそちらへ移動していった。。。 

彼らの中で最も英語が達者な女の子は、「学校へ行くためにお金が必要なの買ってちょうだい!」としきりにアピールしていたことは良く覚えている。

気になったのは一番遅れてやってきた小さい女の子、小学1年生か幼稚園くらいの歳にみえたのだけど何歳かは不明、その子は英語もほとんどできないようで一番遠くにいる。

多くの子供が移動していったところで、そこ子から腕輪?を買った。

1つ1ドルで2つ買って2ドル(気持ち的には10ドルくらいでも良かったのだけど、それはそれで問題になるからね)

ぬいぐるみの首につけている丸い玉これがそれ。



あれから10年以上経っているし、カンボジア経済も豊かになってきているようなのでこのような子供達もいなくなったのではないかとと思っていた。

私がアンコールを訪問した時は、途上国への経済援助によってアンコール遺跡へ向かう舗装道路が整備され完成したばかりで、外国のホテルの進出も増えていた。

トリクルダウンは起こっていない?!



ハフィントポンストのコラムで同じようなことが記事になっている。

この記事がいつ頃のことを指しているのかは分からないが、ここ数年のことだろう。


ということは、あれから10年経って経済も良くなっているとは思うのだが・・・貧しいところへは落ちていないということか?

アベノミクス的に言えば、「トリクルダウン」が発生していてもおかしくはない期間だろう。

記事を読む限り、トリクルダウンは起こっていない!!!

税収が増えて、福祉政策が改善すると彼らのような働き方はかなり減ると思っていた。


お金は水のように下には流れていかず、根こそぎ吸い出す輩がいてどこか途中で枯渇するということではないのかな。。。


アベノミクスのトリクルダウンもどうなることやら。


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