
WTI原油の先物相場価格が65ドルまで下落したもよう、サーチャージがなくなるまでさがって!
日経によるとWTI(ウェスト・テキサス・インターミディエイト)の先物価格が65ドル台まで下落したそう。
これで4日連続でWTIの先物価格が下落、欧米ではクリスマス休暇期間ですからサンクスギビング〜クリスマスまでは休暇の人が多いですね。そのため取引が少なかったということも要因の一つということ。
ということは、クリスマス明けに原油価格がどう動くかですね。
原油価格と燃油サーチャージ
飛行機のチケット代金とは別に燃油サーチャージがかかることが普通のことになってかなりたちますが、取引価格が60ドル以下になるとサーチャージがなくなります。
日系の航空会社はシンガポール市場のジェット燃料(ケロシン=灯油じゃん)価格を参照しているようですので、ニューヨークWTI価格が65ドル台で続けばサーチャージは現状からさらに下がるとおもいます。
一説によるとWTIが10ドル下がると燃油サーチャージは10,000円から12,000円下がる(距離で変わりますのでNRT/HND-JFKだと思います)とも言われています。
2007年〜2008年頃にかけて急激に価格が上昇した時の一番高い時には、NRT-SIN/BKKあたりで2万円後半くらいかかっていた気がします。
2014年もHND-BKK/SINで21,000円とサーチャージがかなり高いです。
2008年頃は3ヶ月平均で算出されていましたので、四半期遅れて上ったり下がったりしてましたので春先まで高値ですとゴールデンウィークのサーチャージが高止まりしたままでした。
今は2ヶ月平均価格でサーチャージへの反映させていますので、1〜2月の価格が下がってくればゴールデンウィークのサーチャージがさがるんですよ。
先日のOPECの会議でも減産しないという方向になったことですし、原油価格というよりシンガポール市場のケロシン価格ががっつり下がってくれることを期待したいです。
ガソリン価格が下がることは期待できないけど
ただ、円安がかなり進んでしまいましたので原油価格が下がったとしてもとガソリン販売価格が下がるとは限りませんが・・・
増税後チケット代も高くなりましたのでせめてサーチャージくらい下がって欲しい。
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