Vブレーキに変更してから、ホイールが歪んでいるように思えるので調整か組み直してみようと思ってます。 そのためには、道具が必要になりますので道具の調達をします。
1990年頃のPanasonic製のMTBですが、カンチブレーキが昔のABSみたいな効きかたをするので、ブレーキをDeore DXのカンチブレーキからVブレーキに交換して指2本でパキパキ効くほどにしました。 私はバイクのようにブレーキのかかり始めは早い方が良いのでリムとブレーキシューの間を詰めていくと・・・リムとシュー間がタイヤが回転すると変わっていることに気がつき「あら、ホイールが歪んでるのか?」と
正確に測ったわけではないけれど、スペースを2〜3ミリくらいまで詰めるとシューに当たる部分が出るのでホイールが歪んでいるのかスポークの張りが一定でないのかもしれないと思うのです。 自転車歴が長い人はみなさん数〜数十um単位で調整しているのだろうと思うのですけど・・・自転車歴1ヶ月程度なのでまあそこまでは無理かもしれませんが。
Panasonic製MTBくんは、レースに使っていたというからホイルが曲がっていたとしても不思議ではないのですけどね・・・それは置いておいて、ホイールを組むための工具類を調達することにします。
その前に、今ついているホイールのリムを確認してみると、ARAYA RM-17というシールが貼られていました。 Googleで検索してみると、新家工業から1993年のカタログが出てきましたのでこのリムも20年は経っているようです。 クロスカントリーやダウンヒル用ってことで当時の使用用途はあってるようです。 販売価格がいくらぐらいするものなのかはわかりませんでしたが。。。
街乗りスペシャルという選択肢もあるのかなぁ
サイクルメンテナンスの飯倉氏のyoutubeをみると、クロスバイクを街乗り仕様に組み直ししている映像があるのですけどベースが700cサイズの比較的新しいクロスバイクをベースにしているのでパーツ代30,000円でできている(クランクはジャンク品とか流用しているので新品との差額を考えると+1万円程あると思います)とのこと。
自転車のコンセプトとしては同じなんです。 「街乗りでそれなりに走る自転車だとありがたい」、「レーサーのように手のかかるのはちょっと・・・」なんです。
毎日がレースなわけではないので、良くて週1回くらいしか手の入れようがないと思いますし時間が取れないときには2〜3ヶ月放置ということもありますので1品モノのように走る前にメインテナンスしてからでないとというのではちょっと困るんです。
雨にさらして数ヶ月でサビるのもいざ乗るときに気が滅入るし。。。。
コンセプトは私が欲しい自転車と同じなのでパーツ3万円で工賃3万円の合計6万円というのであれば自転車屋に持っていくのですけど・・・近所の量販店はちょっとだめっぽい。
そこで、同じような仕様で組み直しを考えてみたのです。
しかしですよ、PanasonicMTBは26インチ車ですのでサイクルメンテナンスの仕様と似たように(同じように)しようとアマゾンでパーツ並べてみたところ60,000円オーバーになっちゃいました。
・スギノ 44Tクランクセット
・103mm BB
・WH-R501-30 ロードホイールクリンチャーホイールセット
・チェーン
・リアディレイラー10s
・タイヤ・チューブ・リムテープ
・700cトランスファー
・リアアクスル変換アダプター
・シフトレバー
・ブレーキレバー
・10sスプロケット
・146mmハブ軸
ここまで出すなら、クロスバイクを新しく買って作った方が安くできあがっちゃうと思うんですよね。 それなら、現状のまま維持した方がいいのではないかと思うようになりました。 現状の不具合(と思わしき)を矯正して見た目は「ボロい」ままでもちゃんと走る自転車にした方がいいのではないかなと・・・
ホイール調整に必要な道具ってなに?
ホイール組みの細かい手順はムックなりDVDなり買わないとわからないようなので、必要そうな工具というか測定具?などをピックアップしてしてみると:
1)振れ取り台
2)スポークテンションメーター
3)リムセンターゲージ
4)スポークレンチ
これらが最低限必要なようです。
アマゾンでざざざーーとピックアップしてみると・・・
1)振れ取り台:8,000円前後
2)スポークテンションメーター:8,000円前後
3)リムセンターゲージ:8,000円前後
4)スポークレンチ:1,000円前後
小計:25,000円くらい
・・・結構高いですね。
ちなみに、完組みホイールというとVP20というホイールを前後で8,000円くらいですので工具1つ分ですみますし現状維持を考えずに買い替えしたほうが断然安いです。 まあ、今時1990年頃(バブル景気のピークの頃か?)のMTBを乗ってる人も少ないと思うので当時の面影を壊さずにできるだけ維持しておきましょう。
ということで、「ぽち・ぽち・ぽち・ぽち」っと
ホイールの調整方法は伝承の技だったりするのかね
昔々の自転車屋のおじさんはスポークを指で「ぴきぴき〜〜〜」と弾いてレンチで「ちょいちょい」いじっておしまいだったような記憶だけど、ギターのように教則本みたいなものがあるんかね? ということは、ギターのチューナーみたいに周波数測定器とか使えば張りは一定にできるのかもと思ったりしたのですけど、組み立て工具はそんなんではないので地味に合わせるんでしょう。
どこぞに調整方法でも書いてあればいいのですけど、飯倉清氏のDVD(ホイール組みの達人)が手頃な教材なのでしょうか。 アマゾンだと入荷未定になってたのでサイクルメンテナンスのオンラインで注文してみました。
ところで、サイクルメンテナンスの場所が西新宿なので、都内&横浜に住んでいる時なら通えなくもなかったのですが・・・今はちょっと遠いかな。
こういうショップが他にないか探してみたのだけど、他には見当たりませんね(特に地方)!
飯倉氏がyoutubeで語っていたのですけど(数日前に初めてみたのですが)、自転車屋本来のメカニックサービスは商売にならないのだそう。 エンジニアリング・サービスってことだと思うのだけど、「自転車買たらメンテナンスはサービスします」ってビジネスモデルにしちゃったからサービスにお金を払う人がいなくなちゃったんじゃないかな。 量販店の販売戦略に駆逐されてしまった図式ですな。
ただ、今ならコンサルティングとかエンジニアリングというくだりでもいいような気もするのだけど。 相談料(コンサルティング料)1時間1万円ということだから、バカみたく高いわけでもないとおもいます。 エコな時代ですしね。
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