ページ

2016年3月6日

消えたガリレオ衛星・・・インターネット天体望遠鏡

インターネット望遠鏡で観測!現代天文学入門

 あれっ?!ガニメデとエウロパが無いんだけど・・・どこいったの。。。

インターネット天体望遠鏡@ヨコスカ

 卒業式シーズンということもあってここ数日誰も使っていないようです。 なので使い放題!(ありがたい)

ところで、数日使っていると「癖」がわかってくるもので、そこは大人なので都合良く使うようになるのですけど快適に見るためにはポイントがいくつかあります。

3月5日のヨコスカの空模様

20160305@横須賀
 
 ヨコスカの空は雲が広がっていますが、まあ見えなくは無いだろうと木星に向けてみました。

まずはサブスコープで木星とガリレオ衛星の様子を確認します。

サブスコープ

サブスコープで見た木星の様子

時間的にイオが木星上空にいて見えていません、木星横に見える流れた星がガニメデとエウロパ、少し離れてカリストです。

木星が中心にいないのは、メインスコープの視野枠とサブスコープの位置合わせが違うためで赤枠が出るので導入位置を補正します(マウスでポイントするだけだから簡単ね)

木星はあるけど・・・

赤枠内に木星を移動して、メインスコープに切り替えても視界に入るように位置を調整してからスコープをメインに切り替えます。

メインスコープ

「ん???」

木星とガリレオ衛星

木星の位置を左にずらして、ガニメデとエウロパを入れて撮影したと思ったのですが、2つの星が見当たらないんです。。。

サブスコープで見えるメインスコープの視界枠と実際にメインスコープの視界に違いがあるのかと思いました・・・

もう一回確認のため、サブスコープに切り替えて

サブスコープ

サブスコープの木星とガリレオ衛星

ガニメデとエウロパ近接していますよね。

メインスコープに切り替えて

メインスコープ

やっぱりガニメデとエウロパいません。

メインスコープの木星とガリレオ衛星

木星の位置をいろいろ動かしてみたら・・・

木星とガリレオ衛星

いました! ガニメデとエウロパ!!

ということは、見えないところがあるのかな。。。

視野内の木星の位置を変えて

なんだか妙な感じですので、木星の位置をあちこち移動してみました。

木星を真ん中付近

木星真ん中付近

ガニメデとエウロパいますね。(ちょっと光が歪んでるけど)

木星をちょい左

木星すこし左より

ガニメデとエウロパいます、少し暗くなった。

木星を右側へ移動

木星右寄り

がぽ〜〜〜〜ん、ここはウィークスポットだな。

木星を中心付近で良さげに見える位置

木星とガニメデとエウロパ

これくらいが良いらしい。 光度はあてにならない。

カリストが入る位置まで木星を移動

木星・ガニメデ・エウロパ・カリスト

これならいいかな、角距離を測ってと。

ヨコスカの天体望遠鏡を利用する際に気をつける点

光が歪む場所

 中心より右側はカメラと望遠鏡の乱反射か外光の影響で光が歪みます。

歪んだ光

光が消える

 中心付近で弱い光が認識されない場所があります。 

光が消える

これらのことを分かって使う分には良いですが、多少なりの制約が出てきます。

たとえば、「インターネット望遠鏡で観測!現代天文学入門」の変光星の光度変化を比較する時には特に注意が必要です。

星雲・星団・銀河などをメインスコープでみようとすると見えない場所があります。(ブラックホールじゃ無いから)

以上、インターネット望遠鏡をたのしく使う際のポイントです。