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2014年11月13日

ラズベリーパイ(Raspberry Pi)をシンクライアントとして


ラズベリーパイ(Raspberry Pi)、手のひらサイズのLinuxPCです。 私はディストリビューションRPi-TCを使ってシンクライアントとして利用しています。








小学生のプログラミング教材として利用できないかと思い購入して色々と実験していました。 NOOBSでRaspibian Boot to Scratchを入れてScratch専用端末として使えないかとたくらんでいましたが、Scratchでエラーが発生するとフリーズしてしまう現象に遭遇してしまい小学生が使うのはトラブルシューティングができそうにないため断念。

Raspibian単体で動作させてScratchを起動する分にはまったくフリーズしないため、ディストリビューションのテスト想定外の設定なのかもしれません。 

そこで、ThinClientとして利用できるかとテストしたところ、Windows ThinkClinetとして使えそうでしたのでオンサイトでWindows Serverに使っていました。

ラズベリーパイ(Raspberry Pi)



夏休みに間に合うようにとさっさとテストしたかったため、「開封の儀式」はすっとばしています。 ラズベリーパイ (Raspberry Pi)の基盤はこのような箱に入ってきます。 私はRSコンポーネンツで購入、RSは午後6時までに注文すると当日中に発送手続きしますので、翌日〜翌々日には佐川急便で配送されてくるとおもいます。 RSコンポーネンツの発送拠点は横浜市ですので近隣だと翌日には配送されると思いますよ。


基盤、ケース、電源をセットで購入するとキーボードとHDMIケーブル(HDMI-DVI変換使っています)繋いで使い始めることができます。(SDカードは、デジタルカメラ用など4GB程度なら、みなさんたくさん持っているでしょう?)

ラズベリーパイ(Raspberry Pi)は、途上国でも利用可能なようにコンポジット出力がありますので古いブラウン管のディスプレイでも利用できるよう端子が付いています。 プログラミング教育をどこでも利用できるようにとの配慮はすばらしい。

キーボードやマウスはUSB、ネットワークは100Mbpsでケーブルを使うかUSB WiFiドングル使えばWiFiでも利用できます。 モノによっては異常に熱くなりますが・・・


基盤上にはラズベリーパイのロゴがあり、外部カメラなどの拡張ケーブル端子が2箇所とシリアル等のピンがあります。 オプションとして画素数はさほど多くはありませんが、赤色フィルターなしカメラも売っていますので、天体画像にも使えるように思います。

大人の電子工作には、シリアル・パラレル端子を使えば外部機器の制御などもできますのでLCDタッチパネルなどをつけてパームトップに仕込んでいる人もいるようですね。

試しにLinux端末として使ってみたのですが、シングルコアですので最近のマルチコアサーバを使っていることもあって、プロセス数によっては時々遅くなりますので「イライラ」させられるかもしれません。 ターミナルを複数のデスクトップで切り替えて使うような場合、キーボードショートカットでバンバン切り替えして使うような場合には処理スピードがついてきません。 

ラズベリーパイ専用ケースにいれた状態



専用ケースに入れてみるとこんな感じ。 (サイズ目安:単3電池)


通用サイズのSDカードを挿すとこんな感じに飛び出しますので、見た目がきになる時には、ハーフ・サイズのSDカードを利用するのも良いかもですが・・・価格がちょっと手頃ではありませんね。


電源は、mini USBケーブルで供給します。 HDMIケーブルが横から出ますので平面に置くとちょっとややこしいことになります。 シンクライアントとして使うならLCDパネルの裏あたりにベルクロテープで止めると見た目にすっきりします。

RPi-TCディストリビューション



ラズベリーパイ(Raspberry Pi)をThinClient(シンクライアント)として利用する場合、RaspibianやPidoraよりRPiTCを使ったほうが簡単です。 クライアント向けのパッケージがあらかじめ含まれていますので個々のアプリケーションをインストールする手間がありません。 

RDesktopやvncクライアント以外にCitrix Receiver, VMWare View Client, Quest vWorkspace, XFreeRDP, OpenNX, TN5250, x3270などありますの特殊な環境でなければディストリビューションそのままで設定ファイルだけ作成すると使えると思います。

Windows Server系でしたらRDesktopやxFreeRDPなどで対応できると思います。(当然ですが、サーバ側の接続許可の設定なども必要ですが)

Raspberry Pi Thin Client Projectからダウンロードできます。

Windows系で面倒なのはキーボード


日本だけですけど、日本語配列キーボードがサーバーにつながっていることがあります。(Windows Serverは仕方ないとしてもLinux Serverでも日本語キーボード)リモートデスクトップで接続するとキーの配置の違いで「イラ」っとさせられることが多いです。(常駐ですとなれるのでしょうが、オンサイトで作業する際にはサイトによっていろいろあります)

ユーザで切り替えることも良いのですが、101キー設定と105key設定のSDカードをつくって場所毎に使い分けていました。 (JPキーボードは現地調達の場合もあります)