来週の水曜日、10月8日に月食があります。 流星群や日食のような派手さはありませんがちょっと見できることと今回は夜8時頃に皆既になりますので小学生の低学年でも起きている時間ではないでしょうか。

教科書にもよるとおもいますが、3〜4年生ですとそろそろ星座等を学習する頃かもしれませんね。


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皆既中の月(2010年12月10日)

手軽な月食写真


 お父さん的には、写真でも撮影してあげると良い(株が上がる)のではないかと思うのですが・・・月単体を撮影するとすると100mm〜200mmの中望遠レンズ使うとか、経緯台式の天体望遠鏡にカメラアタッチメントをつけて入門クラスの一眼レフとかミラーレス一眼つけてちょいちょいと撮影できます。

 iPhone等のスマホをそのまま使うと月が点になります。 少し望遠のレンズをつけて、露出調整を上手くするとiOS8からカメラに搭載されているタイムラプス機能で動画のようにすることも可能かも。

 ちなみに上の写真は、中古のCanon EOS Kiss Digital X(望遠鏡直結)で撮影した2010年12月10日の皆既月食の時の写真です。 ビクセンの10cmの屈折式望遠鏡(安物)で皆既中の月です。  

気合いを入れると・・・


 理科的な写真を撮影するには、月食の様子をインターバルタイマーを使って撮影すると 月食の様子が分かって理科的には良いでしょう。

 自転で月の見える位置が変わってきますのでやや 広い幅を撮影できるレンズを用意する必要があります。 それに、APS-Cサイズのイメージセンサーよりは35mmフルサイズのイメージセンサーのカメラの方が広い範囲を撮影するには向いていると思います。

 そうなると、機材的には中級クラス以上のカメラとレンズ、それに見合った三脚が必要になりますのでカメラが趣味のお父さんでなければ厳しいでしょう。

 撮影も背景も合わせて考えることになりますし・・・手間ひまがすごくかかりますね。

月食の様子は


 国立天文台のHPで地域毎の見える位置と様子のシミュレーションデータを提供していますのでそのデータを参照しながら撮影場所等を探してみるのが良いでしょう。

国立天文台HPで月食の動きを見る



ところで天気は?


 ウェザーニュースの週間天気予報によると、いまのところ10月8日は関東から西は晴れの予報ですので日没後も晴れる事を祈って!

追記

10月8日の月食をiPhone5で撮影してみました。


 iPhone5の写真ですと、オートでピント合わせをするのでなかなかピントが合わなくてボケボケになってしまいます。 無理してスマホでがんばるより望遠鏡直結(直焦)で撮影する方が簡単だと思います。

 次回は2015年4月ですっけ?